飽き性のオタクがテニスの王子様に沼るまで
はじめまして、閲覧頂きありがとうございます。
しがない小娘です。
みなさまには、人生のバイブルと思えるような作品はありますか?
小説や漫画、アニメなど…大きな影響を受けた作品というのは、この先もずっと好きでいたいものですよね。
実の所、今まで私は人生のバイブルと呼べるような作品に出会うことがありませんでした。
というのも、昔から物凄く飽きっぽい性格であるが故に、深く作品にハマることができずにいたのです。
そんな中、飽き性である私の人生を変えたとある 作品に出会います。
そう、かの有名な『テニスの王子様』です。
人生変えたとか大袈裟wと思われる方もいらっしゃるかと思いますが
私はテニスの王子様に出会って以降
四六時中妄想にふけり、
バイト代が給料日の1日だけで吹っ飛び、
自宅でテニミュを開催し、
ifストーリーという名の怪文書を書き上げ、
肌ツヤがよくなりました。
これを変えたと言わずしてなんと言うのでしょうか。バイト代に関しては私の管理不足な気しますが…
私はもう、テニスの王子様なしでは生きていけなくなったのです。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は
- テニスの王子様に沼るまでの 経緯
- なぜ飽き性がこんなにも沼ることができたのか
この2つについてお話していこうと思います。
【2022年7月中旬】「リョーマ!」の存在を知り、未履修で応援上映に乗り込む
私の趣味のひとつに、YouTubeで映画の予告編映像を見て行った気になるというのがあります。
なぜそんな狡い真似をしているのかというと、映画館が苦手だからです。
私は常に生き急いでおり、なんでも同時進行で物事を進めたがるせっかちです。そのため、長時間拘束される映画館が苦手なのです。
映画が嫌いな訳では無いのですが、小一時間何もせずいるというのが苦痛で、面白そうな映画が上映されてもサブスクやレンタルの解禁がされるまでひたすら予告編を見て待っています。
いつものようにYouTubeで予告編を見ていた時、おすすめに「リョーマ!」の映画冒頭部分の映像が流れてきました。
テニスの王子様の存在は前々から知ってはいたのですが、スポーツモノがあまり好きではなかったのもあって興味が持てずにいました。
しかし、動画のサムネイルを見た瞬間 今までの考えが跡形もなく粉砕されます。
「エッ 3D!??!??」
20年くらい続いている作品だし、劇場版が作られていてもおかしくないと思っていたのですがまさか3D映画とは…
興味津々で動画を再生し、その内容に度肝を抜かれます。
サイヤ人化する主人公
突然踊り出す観客
険しい顔で踊る黄色のジャージの人達
真っ二つになるボール……
とんでもなくカオスな映像を見てしまい、頭が全く追いつかず、しばらく放心状態になりました。
反射的にリョーマ!と検索し、応援上映なるものが定期的に実施されていることを知ります。
そしてなんと次の日にそこそこ近くの映画館で上映されるとの事で、気づいたらチケットをネット購入していました。
あとはもうお察しの通り
映画を見て無事テニプリに堕ちましたとさ
「マ!堕ち」ってやつですね。
それから私の生活は大きく一変し、
電子書籍派だったのに、手元にテニプリを感じたくて紙版の無印全巻と新テニ既刊分を購入
キャラソンやライブのDVDを買い漁る
殺風景な自室がカラフル(色んな学校のグッズで溢れてるだけ)に劇的ビフォーアフター……
言い出したらキリがありません。
中でも私を熱中させたのは、冒頭でも少し触れましたが
通称テニミュと呼ばれるミュージカルなのですが、これがまあ深い。
公式様から投稿されているダイジェスト映像を見て興味が湧き、手始めに評判のよかった1st関東氷帝をポチりました。
プレイヤーもテレビも持ってないのに。
※後でちゃんと買いました
ミュージカルの醍醐味と言えばやはりお歌。
最初に手にした関東氷帝には、キャッチーなフレーズの名曲が多く、思わず口ずさんでしまいたくなります。
というか、その場で私も歌って踊ります。
自宅ですのでご安心を。さすがに私にも倫理観はあります。
やってらっしゃる方も多いかもしれませんが、この 演者/私・演出/私 のご都合テニミュ
まァーじで楽しいんです。
このためにテニスラケットを購入しようか迷うほどです。いつもは百均で買ったバドミントンのラケットを使用しているので。
そしてつい先日、念願の4th関東氷帝を観劇し、ますますテニミュの沼に浸かっております。
(この時のお話もいつかブログに書きたいですね。)
とまあこのように、1ヶ月も立たずに立派なオタクが誕生いたしました。
マ!を見た日をオタク誕生記念日に制定したいくらいです。 もちろん祝日として。
しかし、ここまでとはいかなくとも 過去に瞬発的にどハマりしたコンテンツはいくつかあります。
ですが、今現在も熱が冷めないというのはオタクとして生を受けてから初めてのことで、私自身とても驚いています。
というわけでお次は
なぜ飽き性がこんなにも沼ることができたのか
こちらについてお話していこうと思います。
1.Twitterを開設した
今まで深くハマることができなかった理由として、飽き性云々もそうですがそもそも語れる友達がいなかったというのがあります。
せっかくハマったのに周りに知っている人がおらず、そのまま興味が薄れていってしまう…
非常に惜しいことをしてきました。
もちろん誰かと関わらずにひとりで楽しむことは悪いとは思いません。
ですが、一緒に趣味を楽しんでくれるお友達がいてくれたらもっと充実するし、楽しくなると思うんです。
というわけで、情報収集&排💩の記録(万年便秘のため)をしていた鍵垢を削除し、新しくテニプリ垢を作成しました。
ありがたいことに たくさんの方と繋がることができ、お話をしたり、イラストや可愛いぬい撮り、面白いツイートなどで楽しませていただいています。
新しいグッズや催し物が発表された際に、フォロワー様の反応を見れるのも面白いです。
もっと早くに開設すればよかった…
2.作品がアツい時期だった
ちょうど私がハマった7月頃、アニメが放送されたり、それを記念してポップアップストアが頻繁にできたり、コラボを行ったりと、アツい時期でした。
特にグッズの展開が多く、毎日のように新グッズの情報が公開されていました。
新グッズが発表される時って、どうしてあんなにもワクワクするんでしょうね。
(個人的にサンリオコラボの発表が1番テンション上がりました。)
9月下旬頃から開催されたココスとのコラボでは、店舗が近くにあったこともあり、期間ギリギリまで通いました。
コラボ衣装を身に纏う幸村
今年の6月にはライブイベントを開催される予定とのことで、今から楽しみで仕方ありません。
3.新しい楽しみ方を見つけた
以前まではオタクがすること=グッズを買う、イベントに行く という考えしか無かったのですが、Twitterで同志の皆様の様々な活動を見ているうちに、自分なりの楽しみ方を見つけることが出来ました。
先程のご都合テニミュなんてまさにそうですね。
中学生の頃、お金が無いのに無理して欲しい訳でもないグッズを購入し、破産するということがありました。
固定概念に囚われずに、マイペースに楽しく活動をしていれば、もっとその作品を楽しむことができたのではないかと思います。
もちろんグッズを買うことやイベントに行くことを悪く言っているわけではありません。
無理をしないことが活動をする上で大切だと気づいたのです。
【まとめ】結局沼ることができた理由ってなんなの?
長々とくっちゃべってきたわけですが、ここで結論を出しましょう。
飽き性がここまで沼ることができた理由は、
生まれる前から
そう決まっていた
から
きっと私は、テニスの王子様に出会うために生まれてきたのです________
だとしたら今までの話 少女漫画として描けそうですね。
今からりぼん編集部に連載の話でも持ちかけてみましょうか。